つむじ(てっぺん)はげの基準は頭皮の透け具合で判断でき、髪をかき分けて地肌がはっきり見える状態は薄毛進行のサインです。
正常なつむじでは頭皮がほとんど見えませんが、頭頂部の薄毛が進行すると徐々に透けて見えるようになります。
頭頂部薄毛の原因の多くはAGA(男性型脱毛症)ですが、生活習慣やストレス、ヘアケア方法など様々な要因が影響します。
つむじはげは適切な治療により改善が期待でき、初期のうちに対策を始めることが重要です。
早期発見して専門医による診断を受け、適切な治療を行いましょう。
この記事では、つむじ(てっぺん)はげの基準や原因、治し方について解説していきます。
つむじ(てっぺん)はげのセルフチェック方法や上手な隠し方についても紹介しているのでぜひ参考にしてください。

福島県立医科大学大学院外科学で医学博士号を取得後、国立病院医療センター(現・国立国際医療研究センター病院)での研修を始めとして、横浜市立大学第二外科、NTT東日本関東病院、国立病院機構横浜医療センター外科医長兼救命救急センター副部長、済生会若草病院外科部長兼診療部長、医療法人社団重仁副理事長など多くの医療機関で要職を歴任。専門は消化器外科で、厚生労働省がん診療連携拠点病院地域連携クリティカルパスモデル開発班研究員、全国保健所長会地域連携パス推進班アドバイザー、神奈川県がん診療連携協議会地域連携クリティカルパス部会相談役を務める。がん診療における地域医療連携の推進と発展に長年尽力し、全国的な医療連携システムの構築に重要な役割を果たしている。
目次
つむじ(てっぺん)はげの基準は?頭頂部薄毛の見分け方を解説

つむじはげの症状は、頭皮が透けて見えたり、髪質の変化で判断することができます。
専門的には、DHT(ジヒドロテストステロン)によって成長期が短くなり、細く短い髪が増えることにより薄毛が目立つようになる現象として説明されています。
通常のつむじでは髪の密度が高く、頭皮がほとんど見えません。
つむじはげの初期症状では、頭皮が透けて見えたり、毛流がはっきりしなくなってきたりします。
正しい診断をするためには、これらの症状を総合的に判断することが必要でしょう。
つむじ周辺の頭皮が透けて見える
つむじ周辺の頭皮透けは、薄毛が進行している典型的な兆候です。
健康な髪の状態では、つむじでも髪が密に生えているため、通常は頭皮はほとんど見えません。
しかし、AGAの進行により髪の密度が薄くなると、つむじの頭皮が透けて見えるようになります。
特に照明の下や自然光の下で見ると、透けているかどうかがわかりやすいでしょう。
つむじの頭皮が透けているかどうかを判断することは、薄毛の進行度を知る上で重要なポイントであり、早期発見ができる手掛かりとなります。
頭皮の色が赤い・茶色っぽい
本来、健康な頭皮は青白い色をしていますが、薄毛が進行した頭皮は、赤みや茶色っぽい変色を起こしている事があります。
これは頭皮の血行不良や炎症によるもので、毛髪の成長環境が悪くなっていることを示すものです。
頭皮の色が赤くなるということは、単純に薄毛が進行しているだけでなく、脂漏性皮膚炎などの頭皮トラブルを伴っているケースもあります。
赤みが強い場合は炎症が起きている可能性があるため、適切なケアや治療が必要になります。
頭皮の色が赤くなっているかどうかを定期的にチェックすることは、薄毛の進行を早期に発見することに繋がるでしょう。
髪の毛が細くて短い
つむじはげの症状のうち、よく現れる一つの症状が「髪が細く、短くなっている」という髪質の変化です。
岡山大学病院薬剤部の「AGA(男性型脱毛症)」の資料では、「ジヒドロテストステロン(DHT)により脱毛の合図が出されると、成長期が短くなります。
結果として髪の毛は長く太くなる前に伸びる前に脱毛します。
細く、短くしか育たない髪の毛が増えると薄毛が目立つようになります」と説明されています。
通常、髪の毛の太さは0.08mm前後ですが、この数値は薄毛が進行すると0.05mm以下まで細くなってしまう場合もあります。
また、通常の髪の毛の成長サイクルと比べて短いために脱毛していることから、髪の毛の長さも短く、産毛のように見えてしまうことが多いのです。
このような髪の毛の変化は、薄毛が進行しているかどうかを判断する上で役立つものです。
つむじの毛流れがはっきりしていない
健康なつむじの毛流れは、髪の毛が中心から放射状に流れを作っているのが一般的です。
ところが、薄毛が進行すると髪の密度が低下しているため、この毛流が不鮮明になってきます。
毛流が乱れてしまうのは、髪が成長しきらずに細く短くなり、太さも長さも十分になる前に抜け落ちてしまっているからなのです。
つむじの形が以前よりはっきりしなくなった、渦巻き状の形が薄くなってきたなどという場合は、注意が必要でしょう。
毛流の乱れは薄毛の初期症状の一つで、早期発見の手掛かりとして利用することができます。
つむじが以前よりも大きくなっている
つむじの範囲が広がっているということは、薄毛が進んでいることを表す重要な指標です。
健康な状態でのつむじの大きさは、人それぞれですが、薄毛が進行してくると、つむじの範囲が徐々に大きくなっていきます。
昔の写真と比べてみると、つむじの大きさがどれくらい変わったのかを把握できます。
特に半年から一年程度の期間でつむじの範囲が明らかに広くなっている場合は、治療を始めることを検討しても良いかもしれません。
つむじが広くなるということは、後戻りできない場合がほとんどですので、早期に対処することが大切です。
髪の密度が明らかに低下している
髪の密度の低下は、つむじはげの判断基準の中でも、最も重要なものの一つです。
通常は、1平方センチメートルあたり150〜300本の髪の毛が生えています(研究により異なり、性別・年齢・人種により変動します)。
薄毛が進行すると、その密度は大幅に低下します。
密度が下がっていることが肉眼でもはっきりとわかるようになってくると、既に中程度以上の薄毛が進行している状態といえます。
髪の少ない方は、髪をかき分けて頭皮をみるともっとよいでしょう。
また髪を濡らした状態の方が密度の違いはわかりやすいです。
密度が下がっていることを確認できれば、まず専門医の診断を仰ぎ、適切な処置を開始するのがよいでしょう。
つむじ(てっぺん)はげのセルフチェック方法は?頭頂部薄毛か確認しよう

つむじはげを見逃さないためのポイントは、何と言っても定期的なセルフチェックです。
頭頂部は鏡で正面を見た時にはまず見えない部分ですので、セルフチェックのやり方をおさえておきましょう。
1人でセルフチェックをする際は、客観的に行うために複数のアングルからチェックすることが望ましいです。
あくまで1回だけチェックするのではなく、継続してチェックすることで、つむじの薄毛の兆候を把握できます。
照明下で鏡やスマホを使って頭頂部を見る
頭頂部のチェックには、照明と道具が必要になってきます。
鏡でチェックする際は、自然光や明るい部屋で手鏡や合わせ鏡で照らし合わせ、鏡で見えづらい部分もチェックしてみましょう。
スマホのカメラ機能を使うと、より鮮明に頭頂部が撮れます。
撮影の際は、髪を軽く分けて頭皮が見えるようにし、つむじ辺りが薄くなっていないか目で見て確認してみてください。
照明の角度を変えてみるのも良いかもしれません。
そうすることで、つむじが薄くなったり、髪の生え方が変化しているのが分かることもあります。
抜け毛の本数や質を確認する
抜け毛の状態を確認することも、薄毛の進行度合いを把握できる方法です。
普段抜けていく髪の本数は1日50〜100本と言われていますが、これを大きく上回るようなら注意が必要です。
抜け毛がある時はシャンプーの時やブラッシングの時に抜けていく本数を数え、日頃の抜け毛の有無・変化をチェックしましょう。
抜け毛の状態も重要で、抜けていく髪が太く長い毛なら問題ありませんが、細く短い毛が多い場合は薄毛が進んでいるサインです。
毛根付近も確認し、黒く丸い毛根がついている抜け毛と、白っぽい細い毛根がついている抜け毛のチェックもしてください。
過去の写真と比較して毛量の変化をチェックする
薄毛チェックは主観的な判断になるので、客観的に薄毛かどうか認識するには、昔の写真と比べてみるのが1番オススメのやり方です。
1年前もしくは数ヶ月前の写真と現在のつむじの大きさ、薄い髪で分かりにくいですが両方とも写真を比べた時にきちんとチェック出来るなら、つむじ部分の広がりや髪の毛切れ込みなどによる頭皮の見えていない面積が増えたり薄くなっているのをチェックしてみましょう。
つむじの写真を比べてチェックする時は、自分のつむじ部分が広がっていないか?
頭皮が見えていない部分が増えたり、髪の毛と髪の毛が薄くなって分かれたり、分かりにくいですが髪の毛がまばらになっているのに気がついたりしませんか?
薄くなってきたなと感じたら早めに専門医への相談を検討するのが重要です。
頭皮にかゆみや赤みがないか確認する
頭皮が炎症を起こしていることが薄毛進行の原因になっていることもあります。
つむじ周辺にかゆみや赤み、フケなどいつもと違う症状がみられる場合には脂漏性皮膚炎などの頭皮トラブルが原因となって薄毛を進行させている可能性があります。
サインがでている箇所を手で触ってみて温かみ、硬さなどはどうでしょうか。
通常どおり、気になる場所と気にならない場所で試してみましょう。
つむじをチェックして何か異常があれば、薄毛治療のほかに頭皮ケアもしっかりしていく必要があります。
自宅で気づいた時は皮膚科にいくか発毛専門外来で診察してもらうのが良いでしょう。
つむじはげになる原因は?頭頂部薄毛の多くはAGA(男性型脱毛症)
つむじはげの原因の多くはAGA(男性型脱毛症)であり、男性の薄毛の原因として最も多く、年齢にもよりますが40-69歳の男性の31-63%に見られます。
AGAは遺伝的な要因とホルモンの影響で発症し、特に頭頂部や前頭部から薄くなりやすい特徴があります。
DHT(ジヒドロテストステロン)というホルモンが毛乳頭細胞に結合し、髪の毛の成長周期(毛周期)を徐々に短くしていくことで薄毛を進行させます。
ただし、AGAの進行には生活習慣やストレス、ヘアケア方法なども影響している可能性があるため、生活習慣の見直しも必要です。
正しい原因を知ることで、適切な治療法を選ぶことができますね。
偏った食事や運動不足など生活習慣の乱れは頭頂部(つむじ)への栄養不足を招きやすい
栄養バランスの偏った食事は髪の毛の成長に必要な栄養素が足りない可能性があります。
特にタンパク質、亜鉛、ビタミンB群、鉄分などは髪の毛の健康に大きく関わっています。
不足していると薄毛の原因になるでしょう。
運動不足では血流が悪くなり、頭皮に酸素や栄養が届きにくくなってしまいます。
食事の時間が不規則だったり、過度なダイエットも髪の成長リズムを乱してしまうことがあります。
頭頂部はもともと血流が良くないため、生活習慣が乱れていると影響を受けやすいのかもしれませんね。
自律神経の乱れによるストレスは頭皮の血流を不足させる
ストレスは自律神経のバランスを狂わせる原因のひとつです。
交感神経が優位になって血管が収縮し、頭皮の血流が悪くなってしまいます。
ストレスホルモンのコルチゾールは毛母細胞の働きを弱め、髪の毛の成長を遅くしてしまいます。
また、睡眠不足や精神的なストレスが続くと成長ホルモンの分泌が減り、髪の毛の再生能力が落ちてしまいます。
現代はストレス社会ですが、上手にストレスと付き合うことが薄毛改善のためにも大切ですね。
ストレス解消法としては、深呼吸やヨガ、ストレッチなどもおすすめです。
タバコやお酒は髪への酸素・栄養供給を阻害!つむじはげを促進させる
喫煙は血管を収縮させ、頭皮の血流を悪くする悪習慣です。
タバコの煙に含まれる一酸化炭素や多くの有害物質により、毛細血管がダメージを受け、毛根への酸素不足が生まれてしまいます。
それだけでなく、喫煙により体内のビタミンCが大量に消費されるため、抗酸化力の強いビタミンCが不足しがちになります。
髪の毛の主成分であるケラチンの合成にもビタミンCは必要です。
健康な髪の毛作りには欠かせない栄養素なのです。
過度な飲酒も身体の中のアセトアルデヒドという体内毒素が増え、肝臓の働きを悪くし、髪の成長に必要な栄養素の代謝をも妨げてしまいます。
飲酒の分解の際に大量のビタミンB群が消費されるため、髪の毛の健康に一番必要な栄養素が不足気味になってしまいます。
禁煙と節度ある飲酒が頭皮環境の改善になり、薄毛進行の緩和になることでしょう。
間違ったヘアケア!不適切なシャンプーの使用
強力な洗浄力を持ったシャンプーの使用は頭皮の皮脂バランスを崩し、頭皮に炎症を起こしてしまうケースがあります。
1日に何度もシャンプーしたり熱いお湯で髪を洗うことは、必要な皮脂さえもを落としてしまい、頭皮を乾燥させてしまいます。
逆に洗髪回数が少なすぎると皮脂や汚れが毛穴を詰まらせ、髪の毛の成長の妨げになってしまうのです。
ドライヤーの過度な使用や爪を立てた強い洗髪も、頭皮にダメージを与えてしまう原因です。
頭皮の状態にあったシャンプー選びと正しい洗髪方法で健やかな頭皮環境を保ちましょう。
同じヘアスタイルで頭のてっぺんを引っ張るような髪型を継続するとつむじはげになりやすい
長時間にわたって毛髪を引っ張るようなヘアスタイルは毛根に負担をかけ続け、薄毛を招きます。
ポニーテールやお団子ヘア、きつくパーマかけるなどは毛根を物理的に引っ張るため要注意です。
つむじ周りは髪があちこち違う方向に流れているため、強く引っ張ることで毛根にダメージを与えやすい場所となっています。
帽子やヘルメットを長時間かぶることも、頭皮を圧迫し血流を悪くしていることになり、つむじはげを加速させてしまいます。
髪型を変えて、頭皮への負担を減らすことで引っ張りによる脱毛を防ぐことができます。
つむじはげの治し方は?頭頂部薄毛の進行度に合わせて適切な対策をしよう
つむじはげの治療は症状の進行具合に応じて段階的に行うことが大切です。
早期であれば内服薬による進行抑制がメインとなり、中期以降は外用薬との併用が有効です。
進行が高度な段階では、毛髪再生医療や植毛なども選択肢として外科的治療が含まれます。
治療効果を高めるためには薬物療法と生活習慣の見直しを並行して行う必要があります。
また治療の時期が早ければ早いほど効果が期待できるため、症状に気づいたら専門医に早急に相談するのがよいでしょう。
つむじはげ初期にはフィナステリドやデュタステリドの薄毛抑制薬が有効的
初期段階のつむじはげ治療では、5α還元酵素阻害薬が第一選択となります。
岡山大学病院薬剤部の資料によると、フィナステリド(プロペシア錠)の「効能・効果:男性における男性型脱毛症の進行遅延」「用法・用量:男性成人には、通常、フィナステリドとして0.2mgを1日1回経口投与する。
なお、必要に応じて適宜増量できるが、1日1mgを上限とする」と明記されています。²
デュタステリドはより強力な効果を持ち、I型とII型両方の5α還元酵素を阻害します。
これらの薬剤は毛周期の正常化により、細く短くなった髪を太く長い髪に改善する効果があります。
初期治療では単剤使用でも十分な効果が期待できるでしょう。
中期のつむじはげならミノキシジル外用薬を処方しよう
中期段階では発毛促進効果のあるミノキシジル外用薬の併用が推奨されます。
PubMed掲載論文では「Topical minoxidil solution 2% stimulates new hair growth and helps stop the loss of hair in individuals with androgenetic alopecia (AGA)」と効果が確認されています。³
ミノキシジルは血管拡張作用により頭皮の血流を改善し、毛母細胞の活性化を促進します。
日本では1%、5%濃度の外用薬が承認されており、男性には5%製剤が推奨されています。
外用薬は副作用が少なく、内服薬との併用により相乗効果が期待できるでしょう。
市販の育毛剤は医薬部外品なので劇的な効果は見込めない
市販されている育毛剤の多くは医薬部外品に分類され、医薬品と比較して効果が限定的です。
医薬部外品は予防効果や軽度の改善効果にとどまり、進行した薄毛に対する治療効果は期待できません。
有効成分の濃度も医薬品より低く設定されているため、中期以降のつむじはげには不十分な場合が多いでしょう。
ただし、初期段階や予防目的であれば一定の効果が見込めます。
確実な治療効果を求める場合は、医師の処方による医薬品の使用が推奨されます。
中期から末期のつむじはげならフィナステリド・ミノキシジル併用療法が最適
進行したつむじはげには、内服薬と外用薬の併用療法が最も効果的です。
フィナステリドまたはデュタステリドによる進行抑制と、ミノキシジルによる発毛促進を同時に行うことで相乗効果が得られます。
国際医療福祉大学三田病院の資料では、デュタステリド(ザガーロ)について「半年後に頭頂部の毛髪の状態が改善した人が47%、変化のない人が49%、進行した人が4%」という臨床試験データが示されています。⁴
併用療法では治療効果が向上する一方、副作用のリスクも考慮する必要があります。
定期的な医師の診察により、治療効果と安全性を確認しながら継続することが重要でしょう。
末期のつむじはげなら毛髪再生医療や植毛治療も検討しよう
薬物療法で十分な効果が得られない末期段階では、外科的治療が選択肢となります。
自毛植毛術は、後頭部の健康な毛根を採取し、つむじはげの部分へと移植をしていきます。
移植をされた毛根は、その場でしっかりと根付いていくため、半永久的に発毛効果が期待できる治療法です。
現在では毛髪再生医療も発達しており、幹細胞治療やPRP療法(多血小板血漿療法)により、毛母細胞の再生を促していく治療法があります。
これらの治療法は、保険適用外のため自費診療となり高額にはなりますが、薬物療法や育毛剤、発毛剤の使用でも効果が出にくいAGAの末期の症例でも、効果が期待出来るでしょう。
最適な治療を選ぶためには、しっかりと情報収集を行い、専門医に相談することが勧められます。
治療を受ける患者様の年齢や薄毛になっている範囲などの症状、治療にかけられる費用負担なども考慮し、総合的に治療方針を判断して下さい。
生活習慣による予防と改善を行う
AGAの治療薬の使用と併用して、生活習慣の改善を行うと治療効果を高められる可能性があります。
バランスの良い食事を意識して、髪の成長に必要な栄養素をしっかりと摂取し、適度な運動で頭皮の血行を促進させましょう。
十分な睡眠時間を確保することで、成長ホルモンの分泌が活発になり、髪の毛の成長を促すことができます。
ストレスを上手く発散することも大切です。
ストレッチやヨガなどのリラクゼーション法や、読書やガーデニングなどの趣味の時間を作ることで、心の疲れを癒しましょう。
非常に難しいかもしれませんが、禁煙と節度のある飲酒が大切です。
生活習慣の乱れや不健康な習慣は頭皮環境を悪化させている可能性があり、AGAの治療の効果を半減させる原因となりうるでしょう。
洗浄力の強すぎない低刺激シャンプーを使用し頭皮環境を整える
薄毛治療のベースとなる重要な治療が適切なヘアケアです。
まずは頭皮への刺激が少ないアミノ酸系シャンプーなどを使用して、頭皮の皮脂バランスを崩さないようにしましょう。
洗髪時は指の腹を使って、優しくマッサージをしましょう。
弱い刺激ではありますが、血流もよくなり汚れも落ちやすくなります。
すすぎの時にはシャンプーやコンディショナーが残らないようにしましょう。
ドライヤーは温風で行うよりは冷風中心が望ましいですが、いずれも3cm以上は距離をとり、頭皮の乾燥や熱によるダメージは避けてください。
日頃から適切なヘアケアを行うことで美しい髪が生える土台となる頭皮環境が作られ、治療薬の効果を最大限に発揮させることができるでしょう。
つむじはげの隠し方!頭頂部薄毛を目立たなくする方法
つむじはげの隠し方はたくさんあり、つむじはげの程度やご自身の好みに合わせて選むのがよいでしょう。
髪型でうまく隠す方法から、ウィッグや増毛アイテムでしっかりカバーする方法まで、さまざまな方法があります。
大切なのは、自然な見た目を保ちながら、ストレスなく日常生活を送れる方法を選ぶことです。
隠し方と併行してつむじはげの治療を行えば、長期的な改善も期待できます。
いくつかの方法を組み合わせることで、より効果的に薄毛をカバーすることも可能です。
パーマやオールバックなどの髪型で工夫する
髪型で薄毛をカバーすることは、最も自然で手軽な方法の一つです。
パーマをかけて髪にボリュームを出せば、つむじ周りの薄さも目立ちにくくなります。
オールバックにして髪を後ろに流せば、つむじ部分に視線がいかないようにすることも可能でしょう。
ソフトモヒカンやベリーショートのように髪を短くすれば、薄毛の部分とそうでない部分の差をつけないようにできます。
美容師さんと相談しながら、ご自身の顔型や髪質に合ったスタイルを見つけることが大切です。
定期的にカットとスタイリングをしてもらえば、いつでも髪型をベストな状態にキープできます。
ウィッグでつむじはげを隠す
ウィッグは薄毛をカバーしたいときに、すぐに利用できる方法の一つです。
部分ウィッグであれば、つむじ部分だけをしっかり覆うことができ、今の髪の毛とも違和感なく馴染みやすいでしょう。
今ではウィッグも通気性や装着感がかなり改善されており、長時間装着しても快適に過ごせるものがほとんどです。
カラーや髪質を今の髪に合わせて作れば、かなり自然に見えるウィッグも登場しています。
ただし、定期的なメンテナンスや交換は欠かせないため、その点を踏まえたコストの検討も必要です。
専門店で相談しながら、ウィッグを選ぶのがおすすめです。
増毛スプレー・パウダーを使用する
増毛スプレーや増毛パウダーも手軽に利用でき、効果が一目で分かる薄毛カバー方法の一つです。
スプレーやパウダーに含まれる繊維や微粒子が今の髪の毛に絡みつくことで、目で見て毛髪が増えたかのように錯覚させる仕組みになっています。
使い方も簡単で、薄毛の部分にスプレーやパウダーを吹きかけたりふりかけたりするだけです。
汗や雨などの水に弱い増毛アイテムも多いため、ウォータープルーフタイプを選ばれることをおすすめします。
コストも低価格で抑えられることから、薄毛の進行が初期段階という方には、かなりおすすめな薄毛対策になります。
分け目を変える
分け目を変えるのもシンプルで効果的な薄毛カバー法の一つです。
長い間同じ分け目でいるとその部分の髪の毛は薄くなりがちです。
分け目を定期的に変えてあげれば、薄毛の部分にかかる負担を減らすことができますし、何より薄毛っぽさを視覚的に緩和することも可能でしょう。
もしつむじ周りが気になっているなら、分け目をサイドに持ってきてみてもいいでしょう。
分け目をサイドに寄せるとつむじに視線が向きにくくなり、自然と視線もそらせます。
ジグザグ分けにしたり、センター分けにしたりと色々混ぜてみて、あなたに最も似合うスタイルを見つけてください。
分け目を変えるのは今日からでも簡単に始められ、他の薄毛対策と併用することで更に効果的になります。
つむじはげに関するよくある質問
つむじはげに関するよくある質問について解答していきます。
つむじはげと思い込みの見分け方は?
つむじはげか、つむじはげと勘違いしているのかを見極めるには、客観的な判断が必要です。
正常なつむじでは、髪の毛の密度は保たれていますから、頭皮が透けているような感じにはなりません。
これに対して、つむじはげでは、はっきりと頭皮が透けているのがわかると思いますし、そのうえで、髪の毛も細くなっているでしょう。
昔の写真と比べてみたり、ご家族やお友達からの意見をもらうのも判断材料になります。
照明や角度によって見え方が異なりますので、いろいろな照明や角度で見てみることが大切なのです。
どうしても不安であれば、皮膚科専門医の診断を診断を受けることが正確な把握に役立ちます。
高校生でもつむじはげになりますか?
高校生でも、男性型脱毛症(AGA)によるつむじはげになることはあり得ます。
男性型脱毛症は、思春期になってから発症することが多いですが、遺伝的な要因が強い場合は、10代の後半から症状が出てくることもあります。
ただ、高校生であれば、ストレスや生活習慣の乱れによる脱毛も考えていく必要があるでしょう。
10代での栄養不足や極端なダイエット、受験勉強のストレスなども、薄毛の原因になることがあります。
症状が改善しないのであれば、やはり医療機関に相談し、早めに診断をしてもらうことによって、対応の選択肢も増えてきます。
つむじの薄毛は治せますか?
つむじの薄毛も治療次第で改善できます。
東邦大学医療センター大橋病院の資料では、「これらの抗男性ホルモン薬の効き目は、脱毛前の状態にまで戻すことができるわけではありませんが、少なくとも進行を遅らせる役割はあると感じています」と医師のコメントが記載されています。
効き目には個人差があるため、医薬品のフィナステリドとミノキシジルの使用によって改善が見られる方は少なくありませんが、開始が早ければ早いほど期待が持てます。
完治は難しくても、進行を止めつつ、多少なりとも改善できれば、生活の質は確実に良くなっていくでしょう。