腹痛は「場所」で考えると整理しやすい
腹痛はよくある症状ですが、痛みの場所・性質・一緒に出る症状によって、考える病気は大きく変わります。
AIプラスクリニックたまプラーザでは、腹痛を部位別に整理し、右上腹部、みぞおち、左下腹部などで考えやすい病気を示しています。
自己判断せず、痛む場所と随伴症状を整理することが受診の第一歩です。
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みぞおちが痛いときに考える病気
みぞおち(上腹部中央、心窩部)の痛みでは、胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、逆流性食道炎、急性膵炎が代表的に挙げられています。
特徴的な症状としては、食後の痛み、胸やけ、吐き気、胃もたれがあります。
みぞおちの痛みは「胃の症状」と思われやすい一方で、膵炎など重い病気が隠れることもあるため、痛みの強さや持続時間に注意が必要です。
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右上腹部が痛いときに考える病気
右上腹部の痛みでは、胆石症、胆のう炎、肝炎、肝臓の病気、胆嚢炎、胆石、肝膿瘍、十二指腸潰瘍などが候補として挙げられています。
特に胆石症では、右肋骨の下(みぞおちの右側)に突然始まる激しい痛みが起こりやすく、脂っこい食事の30分〜2時間後に出やすいと説明されています。
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右上腹部痛に伴いやすい症状としては、右肩への放散痛、背中への痛み、黄疸、発熱、吐き気、嘔吐、腹部膨満感、食欲不振などがあります。
とくに発熱や黄疸を伴う場合は、胆のう炎や胆管炎などの合併症も考える必要があります。
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左下腹部が痛いときに考える病気
左下腹部の痛みでは、S状結腸炎、大腸憩室症、大腸炎、憩室炎、S状結腸疾患、卵巣嚢腫(女性)などが候補として挙げられています。
特徴的な症状としては、便通異常、血便、粘液便、発熱があります。
左下腹部痛は腸の病気が関係することが多く、便の異常を伴うかどうかが見分けるポイントになります。
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腹痛は「場所だけ」で決めつけないことが大切
同じ腹痛でも、胃腸炎のように臍周囲、下腹部、腹部全体に広がることがあります。胃腸炎では、けいれん性に強くなったり、持続的な鈍痛だったり、細菌性では刺すような鋭い痛みになることもあると説明されています。
また、食事や腹部圧迫で悪化し、排便や排ガスで軽くなることがあるのも特徴です。
そのため、痛む場所だけでなく、痛み方や便通、発熱、吐き気の有無もあわせて考える必要があります。
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すぐに受診・相談が必要な危険サイン
確認できた出典では、次のような症状を伴う腹痛は、すぐに受診すべき危険サインとされています。
- 突然の激しい腹痛がある
- 激しい痛みが突然始まった
- 38℃以上、または38.5℃以上の高熱を伴う
- 吐血や下血、血便、黒色便がある
- 嘔吐が止まらない、または嘔吐物に血液や黒い物質が混じる
- 腹部が板のように硬い、または硬く張っている
- 触れると強い痛みがある
- 顔色が悪い、冷や汗が出る
- 意識がもうろうとしている
- 呼吸困難を伴う
- 激しい下痢が続く
- 妊娠中で下腹部痛がある
これらは重篤な状態の可能性があるため、自己判断で様子を見ず、速やかに医療機関へ相談すべきです。
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部位別の受診目安
みぞおちの痛み
食後の痛み、胸やけ、吐き気、胃もたれが続く場合は、胃炎や胃潰瘍、逆流性食道炎などの評価が必要です。
強い痛みや持続する痛みでは、膵炎も鑑別に入ります。
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右上腹部の痛み
初めて経験する激しい右上腹部痛、6時間以上続く痛み、発熱や黄疸を伴う場合は、胆石症や胆のう炎・胆管炎などを考え、早急な受診が必要です。
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左下腹部の痛み
便通異常、血便、粘液便、発熱を伴う場合は、大腸炎や憩室炎などの腸の病気が疑われます。
症状が続くときは大腸側の評価を考える必要があります。
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数日以内の受診が望ましいケース
- 1週間以上、腹痛や腹部不快感が続く
- 繰り返す腹痛で日常生活に支障がある
- 食欲不振や体重減少を伴う
- 便秘と下痢を繰り返す
- 軽度の腹痛でも2週間以上続く
激痛ではなくても長引く腹痛は、自己判断せず医療機関で相談することが勧められています。
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FAQ
Q1. みぞおちの痛みは胃の病気だけですか?
いいえ。確認できた出典では、みぞおちの痛みの原因として、胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、逆流性食道炎に加えて、急性膵炎も挙げられています。
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Q2. 右上腹部痛は胆石が多いのですか?
確認できた出典では、胆石症の典型症状として右上腹部痛が説明されています。特に、脂っこい食事後に右肋骨の下が突然激しく痛む場合は、胆石症を考えやすいとされています。
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Q3. 左下腹部痛で便通異常があるときは何を考えますか?
左下腹部痛に便通異常、血便、粘液便、発熱がある場合、出典ではS状結腸炎、大腸憩室症、大腸炎、憩室炎などが候補として挙げられています。
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Q4. 腹痛は部位だけで病気を決めてよいですか?
いいえ。腹痛は部位だけでなく、痛みの性質、発熱、吐き気、便通異常、血便などの随伴症状によって考える病気が変わるため、専門医による評価が重要とされています。
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Q5. どんな腹痛なら救急受診ですか?
突然の激しい痛み、高熱、吐血・下血、止まらない嘔吐、腹部の硬さ、冷や汗、意識がもうろうとするなどがある場合は、緊急受診が必要とされています。
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まとめ
腹痛は、右上腹部なら胆石症や胆のう炎、みぞおちなら胃炎や胃潰瘍・膵炎、左下腹部なら大腸炎や憩室炎など、痛む場所によって考える病気が変わります。
ただし、腹痛は部位だけで決めつけず、発熱、吐き気、便通異常、血便、痛みの強さや持続時間もあわせて判断することが大切です。
危険サインがある場合や、痛みが長引く場合は、早めに医療機関で相談しましょう。
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