呼吸器疾患総合ガイド|症状・検査・治療のすべて
当院では最新のAI技術を活用した検査機器と呼吸器専門医による診断で、呼吸器疾患の早期発見・適切な治療を実現しています。このページでは、代表的な呼吸器症状や疾患、検査方法、治療方針について詳しくご紹介します。
1. 代表的な呼吸器症状
呼吸器疾患では様々な症状が現れます。以下の症状が続く場合は、呼吸器内科の受診をご検討ください。
主要症状
- 咳が止まらない:急性・慢性の咳、乾いた咳や痰を伴う咳など
- 息切れ・呼吸困難:動悸や息苦しさを感じる状態
- 胸痛:呼吸時に痛みを感じる、圧迫感がある
- 痰が出る:白色、黄色、緑色など色調の異なる痰
- 喘鳴(ゼーゼー・ヒューヒュー):呼吸時に音がする
- 血痰:痰に血が混じる状態
全身症状
- 発熱:感染症を疑う重要な症状
- 倦怠感:体のだるさや疲れやすさ
- 体重減少:原因不明の体重減少は要注意
- 睡眠時の呼吸障害:いびきや呼吸停止
2. 主な呼吸器疾患
感染症
慢性呼吸器疾患
- 気管支喘息:気道の慢性炎症性疾患
- COPD(慢性閉塞性肺疾患):タバコが主な原因の進行性疾患
- 間質性肺炎:肺の間質に炎症や線維化が起きる疾患群
- 過敏性肺炎:特定の抗原への過敏反応による炎症
その他の重要な疾患
- 気胸:肺がしぼんで胸腔内に空気が溜まる状態
- 胸膜炎:肺を包む胸膜の炎症
- サルコイドーシス:原因不明の全身性肉芽腫性疾患
- 睡眠時無呼吸症候群:睡眠中に呼吸が一時的に止まる疾患
- 肺がん:早期発見が重要な悪性腫瘍
3. 呼吸器疾患の検査方法
画像検査
呼吸機能検査
- スパイロメトリー:肺活量や1秒量を測定
- フローボリューム曲線:呼吸の流量と量を測定
- 6分間歩行試験:運動耐容能を評価
その他の検査
- 気管支鏡検査:気管・気管支内部を直接観察
- 喀痰検査:痰の細胞診や培養検査
- 血液検査:炎症マーカーやアレルギー検査
- 動脈血ガス分析:血液中の酸素や二酸化炭素濃度を測定
- 睡眠ポリグラフ検査:睡眠時無呼吸症候群の診断
4. 治療方針
呼吸器疾患の治療は、疾患の種類や重症度、患者様の状態によって異なります。
薬物療法
- 喘息治療薬:吸入ステロイド、長時間作用性β2刺激薬(LABA)など
- COPD治療薬:長時間作用性抗コリン薬(LAMA)、LABAなど
- 抗菌薬:細菌感染症の治療
- 抗真菌薬:真菌感染症の治療
- 免疫抑制剤:間質性肺炎などの治療
呼吸リハビリテーション
呼吸リハビリテーションは、呼吸筋のトレーニングや呼吸法の指導、全身持久力の向上を目的とした治療法です。特にCOPDや間質性肺炎の患者様に有効です。
在宅酸素療法
在宅酸素療法(HOT)は、慢性呼吸不全の患者様に対して、自宅で酸素吸入を行う治療法です。日常生活の質を向上させ、生命予後を改善します。
禁煙支援
禁煙支援は多くの呼吸器疾患、特にCOPDや肺がんの予防・治療に極めて重要です。当院では禁煙外来を設け、薬物療法や行動療法を組み合わせた効果的な禁煙サポートを提供しています。
5. 当院の特徴
専門医による診療
日本呼吸器学会認定の呼吸器専門医が診療を担当します。最新の医学的知見に基づいた診断・治療を提供します。
最新設備による正確な診断
AI支援型の画像診断システムや高精度な呼吸機能検査装置など、最新の医療機器を導入し、精密な診断を実現しています。
多職種連携によるサポート
医師、看護師、理学療法士、臨床検査技師などが連携し、患者様一人ひとりに合わせた包括的なケアを提供します。
診療の予約方法と診療の流れ、費用・アクセス・提携医療機関についても詳しくご案内していますので、ぜひご覧ください。
6. よくあるご質問
Q. 長引く咳はいつ受診すべきですか?
A. 一般的に2週間以上続く咳は、呼吸器内科の受診をおすすめします。特に、夜間の咳や痰を伴う咳、息切れがある場合はなるべく早めの受診が望ましいです。
Q. 呼吸機能検査は痛みがありますか?
A. 呼吸機能検査(スパイロメトリー)は痛みを伴いません。マウスピースを口にくわえて、指示に従って息を吸ったり吐いたりするだけの簡単な検査です。わずか数分で終わります。
Q. 喘息は完治しますか?
A. 成人喘息は完全な治癒が難しい慢性疾患ですが、適切な治療により症状をコントロールし、普通の生活を送ることが可能です。小児喘息は成長とともに症状が軽減または消失することもあります。
Q. COPDと喘息の違いは何ですか?
A. 両者は症状が似ていますが、COPDは主に喫煙が原因で、気道の不可逆的な閉塞が特徴です。一方、喘息はアレルギーなどによる可逆的な気道狭窄が特徴です。ただし、両方の特徴を持つ「喘息COPD重複症候群」も存在します。
まとめ
呼吸器疾患は生活の質に大きく影響する重要な疾患群です。症状の早期発見と適切な治療が重要です。気になる症状がある場合は、ぜひお早めにご相談ください。当院では最新の医療設備と専門医による質の高い診療で、患者様の呼吸器の健康をサポートいたします。
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最終更新日:2025年11月8日