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胃がんの早期発見と治療

胃がんは日本人に多い悪性腫瘍の一つです。早期に発見できれば内視鏡的治療も可能ですが、進行すると手術や化学療法が必要になることもあります。胃がんのリスク要因、症状、検査方法、治療法について詳しくご説明します。

当院では最新のAI支援内視鏡システムを導入し、微細な病変も見逃さない検査体制を整えています。定期的な検査で早期発見を心がけましょう。

1. 胃がんのリスク要因

胃がんの主なリスク要因には以下のようなものがあります。

ピロリ菌感染

ヘリコバクター・ピロリ菌の感染は胃がん発症の最大のリスク要因です。ピロリ菌は胃の粘膜に炎症を引き起こし、長期間にわたって感染が続くと、胃粘膜の細胞が変化し、がん化するリスクが高まります。

食生活

  • 塩分の多い食品の過剰摂取
  • 燻製や塩蔵食品の多食
  • 野菜・果物の摂取不足

その他のリスク要因

  • 喫煙
  • 慢性胃炎
  • 胃がんの家族歴
  • 高齢(年齢とともにリスク上昇)

2. 胃がんの症状

胃がんは初期段階では症状がない場合が多く、進行すると以下のような症状が現れることがあります。

初期症状(ないことも多い)

  • 食欲不振
  • 胃部不快感
  • 軽度の胃痛や胸やけ

進行時の症状

  • 持続的な腹痛
  • 貧血(倦怠感、めまい)
  • 嘔吐や吐血
  • 黒色便(消化管出血の兆候)
  • 急激な体重減少

これらの症状がある場合は、必ずしも胃がんとは限りませんが、早めに医療機関を受診することをお勧めします。特に40歳以上の方や、ピロリ菌に感染している方は注意が必要です。

3. 胃がんの検査方法

上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)

胃カメラ検査は胃がん診断の最も重要な検査です。内視鏡を口から挿入し、食道・胃・十二指腸を直接観察します。当院では最新のAI支援内視鏡システムを導入し、微小な病変の発見率向上に努めています。

必要に応じて組織を採取し(生検)、がん細胞が存在するかどうかを調べます。鎮静剤を使用した「楽な胃カメラ」も可能ですので、ご不安な方はご相談ください。

その他の検査

  • 胃X線検査(バリウム検査):胃の形状や大きな異常を確認
  • 血液検査:腫瘍マーカーや貧血の有無をチェック
  • CT検査:進行がんの場合、周囲への広がりや転移の有無を確認

当院ではがん検診の一環として胃がん検診も実施しています。定期的な検査で早期発見を心がけましょう。

4. 胃がんの治療法

胃がんの治療法は、がんの進行度(ステージ)や患者さんの全身状態によって異なります。

内視鏡的治療(早期胃がん)

早期胃がんで一定の条件を満たす場合、内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)などの内視鏡治療が可能です。

  • 内視鏡的粘膜切除術(EMR):小さな早期がんに対して行う
  • 内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD):比較的大きな早期がんも一括切除可能

内視鏡治療のメリットは、胃を温存できること、手術に比べて体への負担が少ないことです。

外科的治療(進行胃がん)

進行胃がんの場合は、手術による治療が基本となります。

  • 胃部分切除術:がんの部位によって胃の一部を切除
  • 胃全摘術:広範囲のがんや特定の部位のがんの場合

化学療法・放射線療法

進行がんや転移がある場合、または手術後の再発予防として、抗がん剤治療(化学療法)が行われることがあります。場合によっては放射線療法と併用されます。

5. ピロリ菌除菌の意義

ピロリ菌を除菌することで胃がん発症リスクを低減できることが研究で示されています。

ピロリ菌除菌の効果

  • 胃炎の改善
  • 胃潰瘍・十二指腸潰瘍の再発予防
  • 胃がん発症リスクの低減

ピロリ菌検査で陽性と診断された場合、健康保険でピロリ菌除菌治療を受けることができます。当院でも検査・除菌治療を行っておりますので、お気軽にご相談ください。

6. 定期的なフォローアップ

胃がんの治療後や、ピロリ菌除菌後も定期的な検査が重要です。

胃がん治療後のフォローアップ

治療方法や進行度によって異なりますが、定期的な内視鏡検査、血液検査、CT検査などを行います。

ピロリ菌除菌後のフォローアップ

除菌成功後も、定期的な胃カメラ検査をお勧めします。胃の状態によって、1〜3年に1回程度の検査が推奨されます。

当院では個々の患者様の状態に合わせたフォローアップ計画を提案しています。

7. よくある質問

Q. 胃がん検診は何歳から受けるべきですか?

A. 一般的に40歳以上の方に胃がん検診をお勧めしています。特にピロリ菌に感染している方や、胃がんの家族歴がある方は、それより早い時期からの検診も検討されるとよいでしょう。

Q. 胃カメラ検査はどのくらいの頻度で受けるべきですか?

A. ピロリ菌感染がない健康な方は2〜3年に1回程度、ピロリ菌に感染している方や胃炎がある方は1〜2年に1回程度の検査をお勧めします。既往歴や家族歴によって頻度は異なりますので、医師にご相談ください。

Q. 胃がんの症状がなくても検査は必要ですか?

A. はい、胃がんは初期には自覚症状がないことが多いため、症状がなくても定期的な検査が大切です。特にピロリ菌に感染している方や、高齢の方は定期的な検査をお勧めします。

Q. ピロリ菌を除菌すれば胃がんにならないのですか?

A. ピロリ菌除菌によって胃がん発症リスクは低減しますが、完全にゼロになるわけではありません。除菌後も定期的な検査を続けることが重要です。特に萎縮性胃炎が進んでいる方は注意が必要です。

Q. 胃がん予防のために日常生活で気をつけることはありますか?

A. 塩分摂取を控えめにする、新鮮な野菜や果物を多く摂る、禁煙する、適度な飲酒にとどめる、などの生活習慣が胃がん予防に効果的です。また、ピロリ菌検査を受け、陽性であれば除菌治療を検討することも重要です。

まとめ

胃がんは日本人に多いがんですが、早期発見できれば治療成績は良好です。定期的な検査と健康的な生活習慣で予防に努めましょう。当院ではAI支援内視鏡システムを導入し、早期発見に努めています。検査や治療についてご不明な点があれば、お気軽にご相談ください。

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監修:佐藤 靖郎 医師(消化器内科専門医)

最終更新日:2025年11月8日

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