脂質異常症について 

脂質異常症とは?

脂質異常症は、生活習慣病の一つで、特に現代人に多く見られます。食事の欧米化や運動不足、ストレスなどが原因となり、血液中の脂質バランスが崩れることで発症します。特に、飽和脂肪酸や糖質の摂取が多いと、コレステロール値が上昇しやすいとされています。脂質異常症は無症状であることが多く、自覚症状が出ることはほとんどありません。しかし放置すると、動脈硬化を引き起こし、心筋梗塞や脳卒中のリスクが高まります。そのため、定期的な健康診断で血液中の脂質値をチェックし、必要に応じて食事療法や運動療法、薬物療法を行うことが重要です。

脂質異常症の種類には、高コレステロール血症、高トリグリセリド血症、混合型脂質異常症などがあります。これらはすべて、心臓病や脳血管病のリスクを高める要因となります。

脂質異常症の治療は、まず生活習慣の見直しから始まります。バランスの良い食事、適度な運動、アルコールの適量摂取、禁煙などが基本となります。また、薬物療法が必要な場合もあります。スタチン系の薬やフィブラート系の薬などが用いられ、これらは医師の指導のもとで服用します。

当クリニックでは、患者様の健康状態に合わせた適切な治療を提供します。定期的な健康診断を受けて、早期に脂質異常症を発見し、適切な治療を始めることが大切です。

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